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古代ギリシャの哲学者。西洋哲学の基礎を築いた人物。自らは著作を残さなかったが、弟子のプラトンの対話篇を通じてその思想が伝えられている。
アテネのアクロポリスに建てられた古代ギリシャの神殿。ペリクレスの命により建築家イクティノスとカリクラテスが設計し、彫刻家フェイディアスが装飾を担当した。ドーリア式建築の最高傑作とされ、女神アテナに捧げられた。柱のエンタシス(膨らみ)や基壇の微妙な湾曲など、視覚的な錯覚を補正する高度な建築技術が用いられている。
1265年フィレンツェに生まれた中世末期〜ルネサンス初期の詩人・政治家・哲学者。フィレンツェの政治に積極的に関与したが、政争に敗れて1302年に追放され、以後二度と故郷に戻ることはなかった。幼少期に出会ったベアトリーチェへの純粋な愛が、生涯を通じて創作の原動力となった。トスカーナ方言(現代イタリア語の基礎)で作品を書くことで、ラテン語が支配していた文学の世界に革命を起こした。1321年ラヴェンナにて56歳で没。
フィレンツェ出身の詩人ダンテ・アリギエーリが、政治的追放の中で約13年をかけて完成させた叙事詩。「地獄篇」「煉獄篇」「天国篇」の三部構成で、計100歌・約14,000行からなる。ダンテ自身が古代ローマの詩人ウェルギリウスに導かれて冥界を旅する物語で、当時の政治家や聖職者への痛烈な批判も含まれている。ラテン語ではなくトスカーナ方言(イタリア語の原型)で書かれたことが画期的であり、イタリア文語の基礎を築いた。ルネサンスの先駆けとなる中世文学の最高傑作。
14世紀末のイタリアで始まった文化・芸術・学問の大変革運動。古代ギリシャ・ローマの古典文化を再発見し、人間中心の世界観(ヒューマニズム)を生み出した。フィレンツェのメディチ家をはじめとするパトロンの支援のもと、絵画・彫刻・建築・文学・科学など多くの分野で革新的な発展を遂げた。この運動は15〜16世紀に最盛期を迎え、やがてアルプスを越えてヨーロッパ各地に広がり、近代への扉を開いた。
ドイツのマインツでヨハネス・グーテンベルクが実用的な活版印刷技術を開発。金属製の活字を組み合わせて印刷する方式により、書物の大量生産が初めて可能になった。最初の大規模な印刷物は通称「グーテンベルク聖書」(42行聖書)で、約180部が制作された。この技術革新により、それまで修道院で手書き写本されていた知識が急速に広まり、ルネサンスの思想普及、宗教改革、科学革命を支える基盤となった。「印刷革命」とも呼ばれ、情報伝達の歴史を根本的に変えた。